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吉宗公辨当~うつのみや江戸御膳 [宇都宮]

  昨日は駅ビルまで出かけた帰り、丁度お昼時なのでお弁当を買ってきました。
一つは、懐かしい九尾弁当。40数年前就職したばかりの頃は、会議といえば女性職員が出席者一人一人にお茶を入れるのが当たり前の様に行われている時代で、そんな時の昼食にはこの九尾弁当が出されていました。


  紅鮭、焼豚、チーズ等のせた握り寿司やかんぴょう巻き等バラエティーにとんでいて、お茶入れをした後、頂いた今は懐かしいお弁当です。


  もう1つの方は、吉宗公辨当~うつのみや御膳~という最新のお弁当。



  徳川家康を祀って今年400年に当たるのを機に江戸時代行われていた日光社参が復活されましたが、八代将軍吉宗が日光社参で宇都宮城に宿泊した際の文献が日光東照宮に残されていたのを参考に将軍達が食した御膳を再現したという、地元の宇都宮短期大学付属高等学校調理科の生徒とフタバ食品(株)とのコラボレーションによるお弁当。


 
  白米・梅干しに鮭の照り焼き、しし唐、四角にきった柚子羊羹、里いも、高野豆腐、ニンジンの煮物、鰊甘露煮、干瓢、たまり漬等宇都宮産、栃木県産の素材を中心としたヘルシーでおいしいお弁当でした。

どちらも税込840円。おすすめです。


月に架かる虹 [雑感]

 最近 「戦没者慰霊の旅  月に架かる虹 」 という本を読みました。




 今年9月30日に出版された本です。

 高田好胤師は大正13年の生まれ、昭和10年に薬師寺に入山し、昭和20年1月学徒出陣で入隊。昭和24年薬師寺副住職に就任し、18年にわたり薬師寺境内で修学旅行生に説法をしました。昭和42年に薬師寺管主、昭和43年法相宗管長に就任、白鳳伽藍の復興のため般若心経による百万巻写経勧進に取組み全国を行脚し、さらに、戦没者慰霊悔過法要のため世界各地の戦跡を巡礼しました。
 その巡礼のことを綴ったのが本書です。

 この本の中で何度も述べられているのは、「海行かば」の歌さながらに、沈んだ船や飛行機と共に海の藻くずとなられた方々やジャングルの奥で草に埋もれたまま眠っている多く方々のおかげで今の私たちの生活があるという思いです。

 船上慰霊の時流したお地蔵様の札が海の中にいる潜水士には雪の様にしか見えなくて、その同じ方向に流れる雪の行き着いた所に船が沈んでいた。船と共に沈んだ方々はきっと雪国の出身者達で、故郷への強い思いにお地蔵様が雪になって見せてあげたのだろうとその潜水士が涙ながらに言った、など、各地での法要の際の出来事を、戦時中にその地で実際に起こったことと共に記されていて涙なしに読むことができませんでした。

 気になったところのうち、ほんの一部を抜粋させてもらいます。

 ~抜粋「310万人を超える方々が、あの大東亜戦争でおかくれになっています。そのうち250万人の方々が軍人、軍属の名のもとにお亡くなりになっているのです。そのおかげで、現在の私たちの生活があることを忘れてはなりません。

 家族の中で誰かが良いことをすれば、家族全体が誇らかな気持ちになります。逆に、家族の中で誰か一人が良からぬことをしでかすと、家族全体が世間に対して肩身の狭い思いをせねばなりません。これを家族一人ひとりの業(ごう)/行為のほかに存在する、共通の業で「共業(ぐうごう)」といいます。

 同様に、日本の国にも我々国民一人ひとりの業のほかに、その国民一人ひとりが受けねばならない国民共通の共業、国の業があります。家には家の、社会には社会の、国には国の共業というものがある。この日本の国の共業というものがある。この日本の国の共業の所感を背負って、私どもの身代わりとなっておかくれになってくださった方々の貴いお命のご遺産が、今日の日本の平和であり繁栄です。過去のお陰を忘れて、これを不真面目にして、家であれ、国であれ、未来豊かに栄えたためしはありません。」~

 戦後70年の今年、安全保障関連法など大切な出来事がたくさんありました。この本は平和と戦争を考える一助になるのではないでしょうか。


 ( ↓  わが家にさいている菊です。)